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人物からたどる近代日中関係史 上製
池田維,嵯峨隆,小山三郎,栗田尚弥 編著
出版社:国書刊行会
出版年:2019年06月
コード:   314p   ISBN/ISSN 9784336063694
 
価格 4,400円
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アジアの回復と復興を目指した「興亜」思想が問いかけたものとは―。東亜同文会会長近衞篤麿、東亜同文書院院長根津一、昭和10年代の首相近衞文麿、作家魯迅、中国国民党を率いた蔣介石、戦後「漢奸」として追及された汪精衛(汪兆銘)、大正末期の首相加藤高明、台湾農業近代化の先駆者藤根吉春、立命館大学創立者・台湾銀行頭取など多くの顔をもつ中川小十郎、「中国通」外交官石射猪太郎―。日本と中国、あるいは台湾との間にあって、その関係のあるべき姿を追い求めた人々をテーマに据えた最新の論文10篇から激動の日中近代史を解き明かし、これからの日中関係を展望する一書。

目次
序ー「興亜」と「脱亜」のはざまで 池田維
総論 嵯峨隆

◆第一部 東亜同文会をめぐって
「興亜」と「文明」のあいだ――近衞篤麿を中心に 栗田尚弥
根津一の興亜思想について 嵯峨隆
東亜同文会の経営と近衞文麿 髙村聰史

◆第二部 日本人と中国人の相互認識
魯迅――作家人生のなかの日本 小山三郎
西安事件再考――蔣介石に対する評価と日本の対応 家近亮子
汪精衛を語ること――対中認識の一側面 関智英

◆第三部 日本の政治経済人の業績
加藤高明とその周辺 桜井良樹
台湾近代農業の主導者――藤根吉春について 呉文星 〈末武美佐訳〉
中川小十郎にとっての「アジア」 山崎有恒
日中関係における「中国通」外交官―石射猪太郎をめぐる人々 劉傑

あとがき
人名索引
図版出典一覧
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