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天台維摩経疏の研究 上製
山口弘江
出版社:国書刊行会
出版年:2017年02月
コード:   444p   ISBN/ISSN 9784336061140
 
価格 13,200円
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天台智顗(538-597)の親撰に準じる価値を持つとされる天台維摩経疏。それは智顗の最晩年、のちに隋の煬帝となる晋王広(569-618)の依頼を受けて撰述された『維摩経玄疏』6巻と『維摩経文疏』28巻(最後の3巻は章安灌頂)からなる一書である。過去には散逸の危機にも見舞われた本疏には、単なる『維摩経』の註釈という枠を超えて天台教学における重要な教義が詳説されるほか、他の文献には見られない特色ある説が見られるため、近年学界の注目を集めている。本書はその天台維摩経疏の歴史・テキスト・思想を多角的に論じる試みである。

目次:
はしがき
凡例

序論

〔第一部 天台維摩経疏の成立と流伝〕
第一章 成立に関する諸問題
第二章 流伝に関する諸問題

〔第二部 天台維摩経疏のテキストとその問題〕
第一章 天台維摩経疏の現存諸本
第二章 『文疏』所引の『維摩経』経文の特質
第三章 『略疏』よりみる湛然の『文疏』削略の特質

〔第三部 天台維摩経疏の教学とその特質〕
第一章 経典解釈法の形成過程
第二章 『玄疏』にみる『維摩経』の体・宗・用
第三章 智顗の『維摩経』解釈とその特色

〔第四部 天台維摩経疏をめぐる諸問題〕
第一章 法華思想の展開とその特質
第二章 思想的側面よりみる成立の諸問題

結論

あとがき
初出一覧
参考文献一覧
英・中・韓要旨
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