紅茶の帝国――世界を征服したアジアの葉
上製
マークマン・エリス,リチャード・コールトン,マシュー・メージャー/越朋彦 訳
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出版社:研究社 |
出版年:2019年08月 |
コード: 544p ISBN/ISSN 9784327377472 |
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なぜ紅茶がイギリスの「国民的飲料」となったのか? 17世紀にロンドンで初めて市民に提供されて以来、そのエキゾチックな風味、色、香りによってイギリス人を魅了し続けてきた紅茶。19世紀以降は「イギリス的生活様式」の中心として、国民のアイデンティティ統合のシンボルとなった――「アジアの葉」から作られるこの不思議な飲み物は、過去400年間のイギリス社会・文化において、どのように消費・受容・表象されてきたのか。 本書は、歴史、文学、科学、美術、社会史、経済史等の諸分野を自在に横断し、多角的かつ新鮮な視点から紅茶文化史を紐解くことで、この問いに迫る。 ■歴史的に貴重な図版77点収録■
目次:
イントロダクション 第1章 ヨーロッパと茶の初期の出会い 第2章 イギリスにおける茶嗜好の確立 第3章 中国との茶貿易 第4章 茶の価値の向上 第5章 茶の自然哲学 第6章 イギリスの茶市場 第7章 イギリス式の茶 第8章 密輸と課税 第9章 喫茶の民主化 第10章 帝国の政治における茶 第11章 ヴィクトリア朝イギリスの国民飲料 第12章 二〇世紀の茶 エピローグ――グローバル・ティー
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