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東アジア家族法における当事者間の合意を考える 歴史的背景から子の最善の利益をめざす家事調停まで /学習院大学東洋文化研究叢書
稲田龍樹 編著
出版社:勁草書房
出版年:2017年10月
コード:   276p   ISBN/ISSN 9784326403431
 
価格 3,850円
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日中韓台での家族をめぐる紛争解決制度のなかで重要な位置を占める家事調停制度は、当事者間の合意を中核とする協議による解決をめざしているが、これを素地としてその司法型法制・実務を展開する。と同時に、離婚紛争における当事者の離婚と子の監護に関する合意に至る協議のプロセスを「子の最善の利益」に絞って解明する。

目次:
はしがき

第1部 東アジア家族法における当事者間の合意を考える─その歴史的背景に関する比較法的研究─
 解題
 Ⅰ 「契約」「協議」「合同」の区別──中国における一連の民法用語の歴史的変遷に関する考察(霍存福,張田田/銭偉栄,青木俊介 訳)
 Ⅱ 台湾家族法における私的自治原則の運用(林 秀雄 訳 小林貴典)
 Ⅲ 韓国の相続財産分割における協議の意義に関する検討──歴史的検討と共に(任相爀/李妍淑 訳)

第2部 離婚と子の監護に関する当事者間の合意を考える─その歴史的検討から子の最善の利益に適った家事調停をめざす─
 解題
 第1章 家事調停における手続保障
 Ⅰ 「協議」と手続保障(稲田龍樹)
 Ⅱ 家事調停と手続保障(本間靖規)
 第2章 離婚調停と子どもの成長・発達する権利
 Ⅰ 子の監護関連事件の固有性と家事調停の可能性──子どもの権利条約及び実務の視座から(若林昌子)
 Ⅱ 夫婦の離婚と子の監護養育──実体法見直しの観点から(犬伏由子)
 第3章 当事者の声、子どもの声を聴く
 Ⅰ 同席聴き取りの勧め──当事者主体の調停をめざして(小田耕治)
 Ⅱ 家事調停における未成年の子の地位──Child-inclusivemediationの可能性(長谷部由起子)
 第4章 離婚調停の運営と法的枠組み
 Ⅰ 当事者の相互理解をめざす離婚調停の運営(林 賢一)
 Ⅱ 家事調停手続と「審判物」概念(大橋眞弓)
 第5章 子どもの手続代理人─実践と目的
 Ⅰ 子どもの手続代理人制度の現状と課題(池田清貴)
 Ⅱ 弁護士による子どもの権利擁護の意義と課題──人身保護請求事件における国選代理人の活動を手掛かりに(原田綾子)

あとがき(岡孝)
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