東アジアの人文・社会科学における研究評価 制度とその変化
/アジ研選書 55
佐藤幸人 編
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出版社:アジア経済研究所 |
出版年:2020年03月 |
コード: 224p ISBN/ISSN 9784258290550 |
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研究をどう評価すべきか。たとえば、本1冊と論文3本では、どちらを高く評価するのか。こうした問題に興味をもつならば、本書から東アジアの人文・社会科学の取組みを知ってほしい。
目次 まえがき / 佐藤幸人
序章 東アジアにおける人文・社会科学の研究評価制度へのアプローチ / 佐藤幸人 はじめに 第1節 評価の種類 第2節 適当な研究評価の模索 第3節 東アジアの評価制度および日本の特徴と課題 おわりに
第1章 韓国 ― 大学の国際化と評価への期待と葛藤 ― / 二階宏之 はじめに 第1節 高等教育政策における大学改革 第2節 大学評価 第3節 大学教員業績評価制度 第4節 学術・研究支援事業 第5節 学術ジャーナル登録制度 おわりに
第2章 台湾 ― 批判を受けつつ定着が進む評価制度 ― / 佐藤幸人 はじめに 第1節 台湾の人文・社会科学における評価制度の生成 第2節 沸き起こる批判 第3節 変わる政策と変わらない制度 おわりに
第3章 香港 ― 多様な研究成果の受容と「国際」基準による評価 ― / 狩野修二 はじめに 第1節 研究評価制度の導入と評価機関・被評価機関の概要 第2節 大学に対する研究評価(RAE)の実施とその変遷 第3節 大学内における研究評価の仕組み 第4節 研究成果の変遷と研究評価がおよぼす影響 おわりに
第4章 中国 ― 世界水準と「中国の特色」 ― / 澤田裕子 はじめに 第1節 高等教育重点化政策 第2節 教員の研究業績評価 第3節 教員の業績評価の実態 第4節 研究評価を支える学術ジャーナル評価 おわりに
第5章 日本 ― 複雑な評価制度と大学の疲弊 ― / 岸真由美 はじめに 第1節 教育改革・行政改革の一環としての大学評価 第2節 各大学評価の実施方法およびちがい 第3節 大学評価とその影響 ―評価疲れ、財政難と大学間格差の拡大― 第4節 研究者個人の業績評価とその実態 おわりに
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