本の未来を探す旅 台北
内沼晋太郎,綾女欣伸 編著/山本佳代子 写真
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出版社:朝日出版社 |
出版年:2018年12月 |
コード: 184p ISBN/ISSN 9784255010847 |
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台湾にも湧きあがる新しい「本屋」の波。「独立」した先には何があるのか?引き続き、出版新世代に話を聞く。
韓国のソウルで始まった「本の未来を探す旅」。次の行き先は南に進路を変え、台湾の台北を目指した。この島国でも韓国と同様に、若い世代が新しく本屋を立ち上げては、自力で出版社を始める。東アジアでいま同時多発的に起こっている「独立」のムーブメントは、いったい何を意味し、この先どこへ向かうのだろう? 台北とソウルの違いは、何だろう?異なる場所と文化の中に身を置くとき、日本から見ていた「本の未来」はどう変わっていくだろうか。今回も書店主や編集者やブックデザイナーなど、台湾の出版文化を牽引する新世代31人に会って、じっくり話を聞いた。
目次: はじめに(綾女欣伸)
●アートブックと展示で空間を作り変え続けていくコンセプト書店 朋丁/イーチョウ・チェン ●現代台湾の小さな物語をショップで立体化するライフスタイルデザイン誌 小日子/ローラ・リュウ ●青鳥書店 ●コンテンツの力を第一に販売員が「書店員」になるグローバルストリートマガジン THE BIG ISSUE TAIWAN/ブライアン・ファン+ウェイティン・リャン ●新聞という形に新たな可能性を見いだした、時間を編集するメディア 週刊編集/ファインス・リー ●Waiting Room ●本の「創作」実験を続けるひとり出版社のパイオニア 逗點文創結社/シャーキー・チェン ●詩生活 ●多彩な「本」のコンテンツで人を読書生活へ引き込むオンライン書店発メディア 博客來+OKAPI(オカピ)/ジャネット・ホー+アゾナ・ホー ●荒花 ●新活水 ●出版社と書店の両輪で経験を積み重ねる台北独立書店の開拓者 田園城市/ヴィンセント・チェン ●小小書房 ●閱樂書店 ●アートと人文の選書で台湾の書店新時代を開いた大型ライフスタイル書店 誠品書店/シャイン・リン+エミリー・ヤン ●台湾との差異の中を泳ぎ回って新視点を見つける日本カルチャー専門誌 秋刀魚/エヴァ・チェン+ハンク・チョン ●Mangasick ●舊香居 ●破格の野性でブックデザインを超えて躍動するアーティスト 小子 ●漢聲巷 ●写真が語る文化を言葉で探究していくインディペンデント写真誌 Voices of Photography/ウェイイー・リー+リリー・チェン ●nos:books ●「素人」の感覚を忘れず日本と台湾を越えてアジアのカルチャーをつないでいく LIP/田中佑典 ●ASIA BOOK MARKET
おわりに(内沼晋太郎) 私の好きな台北 台北マップ
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