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《兼名苑》研究
冯利华
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| 出版社：巴蜀书社 |
| 出版年：2016年04月 |
| コード：418697 213p 21cm ISBN/ISSN 9787553106946 |
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『兼名苑』は事物の別名や別称を集め、考証と解釈を加えた類書で、およそ南北朝の時期に成立したと考えられる。作者の釈遠年の生涯や事績については、考証に足る文献はすでにない。また原本も早くに失われており、中国国内の典籍においては、わずかに慧琳『一切経音義』および段公路『北戸録』等に少数の引用が見られる。
一方、日本のいくつかの典籍には多くの佚文が引用されており、中華書局は2001年にそれらをまとめ、輯佚校注本を出版している。本書はその輯佚校注本をもとに、『兼名苑』の成立年代、作者、校注、語源等について系統的な研究と考証を加え、あらためて文献を整理し、佚文を輯録し、前回刊行時の遺漏を修正している。
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