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建豐二年:新中國烏有史 /麥田文學
陳冠中
出版社:麥田出版
出版年:2015年12月
コード:418357   248p  21cm ISBN/ISSN 9789863442943
 
価格 3,520円
  入手不可
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国民党が共産党に勝利していたら、今中国はどんな国になっていたのか? もし国共内戦の歴史が書き書き換えられ、『中華民国』が大陸に存在し続けていたら、台湾は今のように成り得たか?

中国現象に対する批判を最も厭わない香港人作家・陳冠中による最新小説。中国史のイメージを覆しながら、両岸三地関係の最も敏感なテーマに敢えて切り込み、最も大胆な方法で国民党・共産党史を反転してみせる。

毛沢東はクリミアで亡くなり、蒋介石は南京でその生涯を閉じた。第二次世界大戦後、中国は国民党による統治の下、経済的に目覚ましい発展を遂げることに成功した。しかし、それに伴って国家の主権と国土の安全も中国史上かつてないほど強固なものになったのか?

*庶民の暮らしは向上したが、民主化は?
*チベット問題は1949年以降どのような道筋を辿ることになったのか?
*台湾の民主化運動にとっての分岐点となった美麗島事件。その現場は台湾ではなく、北平海淀鎮の台湾料理屋・美麗台客情食堂?

《建豐二年──新中國烏有史》は多くの人々が期待しつつも実現しなかった歴史を描き直し、想像力を以て史実と虚構が交錯しあう空間へと分け入っていく。


【関連ニュース】
  (東アジアの窓)中国の歴史、国民党が勝っていたら 陳冠中さん「建豊二年」 (朝日新聞 2016.11.16)


如果一九四九年,國民黨贏得內戰,現在的中國將會如何?
如果國共內戰歷史改寫,「中華民國」在大陸,台灣絕不是今日的模樣?

華語世界最敢於批判中國現象的小說家──陳冠中最新話題小說,
顛覆中國歷史的想像,挑戰兩岸三地最敏感、最大膽的國共歷史反轉。

毛澤東死於克里米亞,蔣介石死於南京,一代獨夫之死竟非歷史所載之地?
二戰後在國民黨領導下,中國已經站起來了,主權之完整、國土之安全是中國歷史上從未有過的?
《建豐二年──新中國烏有史》,重寫讓人期待但最終沒發生的歷史,讓想像介乎史實與虛構之間的互玩曖昧中。

如果中華民國歷史改寫,從民生、民族、民權來看,國民黨統治下的中國,民生拿高分,民族中規中矩,民權不合格。
如果中華民國歷史改寫,孫立人將被軟禁在蔣介石奉化溪口故鄉而非台灣台中?
如果中華民國歷史改寫,圖博(西藏)問題是否就能迎刃而解?
如果中華民國歷史改寫,美麗島事件正確發生地點,將在北平海淀鎮的美麗台客情食堂。
……

這是一部烏有歷史寫就的政治寓言。

一九七八年,國民大會在南京「選舉」少總統建豐(蔣經國)成為第六任中華民國總統。建豐二年已成就斐然,大國既已復興崛起,萬國競相來朝,國民見多識廣,外交也不再仰人鼻息……但就在我們遙想國民黨的統治遠勝共產黨時,小說又告訴我們,國民黨的高壓統治其實未嘗稍歇,國共兩黨的路徑有時南轅北轍,有時卻又驚人相似……

陳冠中穿梭兩岸歷史人事,移花接木,他有意翻轉歷史,思索新的未來可能。這是《建豐二年》的錯置歷史,在混淆中卻識見出合理精采之所在。


目錄:
推薦序/史統散,小説興──陳冠中《建豐二年》/王德威
一 終局的開局:今日何日
 一九七九年十二月十日 北平
二 如此中國:這些人這些年這些事
 1 東蓀 一九七六年九月十日 香港
 2 立人 一九七五年四月五日 奉化
 3 建豐 一九七九年三月二十五日 南京
 4 浩雲 一九七八年九月二十日 東海
 5 平旺 一九五九年三月十八日 拉薩
 6 樹森與歐梵 一九七五年十月二十三日 上海
 7 麥師奶與麥阿斗 一九七四年十二月十日 廣州
三 開局的終局:今夕何夕
 一九七九年十二月十日晚 錢塘、奉化、南京、上海、雅安、天津、三亞灣、北平
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