「三国志」をはじめ、中国歴史小説を書き続けてきた著者が、自らの創作の秘密を語り尽くした1冊。白川静、水上勉らとの対談も収録。
目次: Ⅰ 歴史小説の生まれる場所」 インタビュー「私の『歴史小説』」 Ⅱ 自作解説 「三国志の世界」 「三国志の沃野に挑む」 「曹操と劉備、三国志の世界」 「三国志の世界」 「『三国志』歴史に何を学ぶのか」 Ⅲ 対談 「歴史小説を語る」 水上勉「歴史と小説が出会うところ」 井上ひさし「歴史小説の沃野、時代小説の滋味」 宮部みゆき「『言葉』の生まれる場所」 吉川晃司「我々が中国史に辿り着くまで」 江夏豊「司馬遼太郎真剣勝負」 五木寛之「乱世を生きるということ」 Ⅳ 講義&対談「中国古代史の魅力」 「中国古代史入門」 白川静「日本人が忘れたもうひとつの教養」 平岩外四「逆風の中の指導者論 藤原正彦「英語より『論語』を」 秋山駿「春秋時代から戦国時代へ」 マイケル・レドモンド「碁盤上に宇宙が見える」 「項羽と劉邦、激動の時代」 Ⅴ 付記 『三国志』をより深く楽しむための本 宮城谷昌光中国歴史作品の年代一覧 特別随想「ふりかえること」 宮城谷昌光出版年譜
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