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ブラックノイズ 荒聞
張渝歌/倉本知明 訳
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出版社:文藝春秋 |
出版年:2021年08月 |
コード: 370p ISBN/ISSN 9784163914176 |
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台湾でドラマ化進行中! 台湾モダンホラーの決定版が満を持して登場。
タクシー運転手の呉士盛(ウ―・シーシェン)は人身事故を起こして借金に追われて、娘は家出し妻とも言い争いが絶えない。ある日、タクシーの溜まり場に放置されていた車の中で古いカセットテープレコーダーを見つけ、何気なく再生ボタンを押すと男のかすれた声が漏れてきた。 「……ミナコ?」 士盛の妻・郭湘瑩(グオ・シャンイン)は最近、ひどい耳鳴りに悩まされていた。 耳鳴りはやがて台湾語や日本語が混ざった幻聴となり、ある夜ついに幻聴と幻覚に操られ、自宅の屋上から墜落し重傷を負う。 病院に駆け付けた士盛はその帰りに、気味の悪い道尼をタクシーに乗せる。道尼は士盛に、「早く穢れを解かなければ、妻は死ぬ」と告げた。 湘瑩は「ミナコが私と娘を殺しに来る」と言い続けるようになり、ついに精神科病棟に隔離される。その夜、湘瑩は首を180度捻じ曲げた異様な状態で死んでいるのが発見される! 妻の死に、謎の声が囁く「ミナコ」が関わっていると直感した士盛は道尼から聞き出した「毒を持って毒を制する」呪法を用いて悪霊を倒すべく、玉山(新高山)西峰の悪霊の棲家を目指す。
【原著】
『荒聞 /智慧田』 張渝歌 弊社管理用図書コード:450625
台北駐日経済文化代表処台湾文化センター・誠品書店編集の「2021 TAIWAN BOOKSTAR」にて紹介されました!
>>>「2021 TAIWAN BOOKSTAR」出版紹介ページ
※台北駐日経済文化代表処台湾文化センターHPへ遷移します。
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