台湾動物記 知られざる哺乳類の世界
上製
押田龍夫
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出版社:東京大学出版会 |
出版年:2023年06月 |
コード: 164p ISBN/ISSN 9784130633802 |
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ムササビを追って日本から台湾へ――そこには豊かな自然のなかに魅力的な野生動物の世界が広がっていた。 日本人の研究者として永年にわたり台湾の大学で教鞭を執りながら、情熱をもって取り組んできた野生動物の研究・教育・普及について、さまざまな台湾事情を交えながらいきいきと語る。
目次: はじめに
第1章 なぜ台湾なのか――東京の高尾山から台湾の渓頭演習林へ 1 ホオジロムササビとの出会い 2 いざ台湾へ
第2章 台湾の自然――その成り立ちと特徴 1 地史――いつ形成されたのか 2 地勢――山脈と河川 3 気候――熱帯から亜寒帯まで 4 動物――多様な哺乳類
第3章 台湾の哺乳類――多様な自然史 1 滑空性リス類――ムササビとモモンガの進化 2 樹上性リス類――低地と高山の森に暮らす 3 ネズミ類――高山の草地と森に暮らす 4 トガリネズミ類――台湾の固有種 5 食肉類――イイズナ・ベンガルヤマネコ・ウンピョウ 6 鱗甲類――絶滅危惧種ミミセンザンコウ
第4章 台湾の哺乳類研究――次世代へ向けて 1 台湾の哺乳類研究 2 台湾の哺乳類学教育 3 これからの哺乳類学
おわりに
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