砂糖の帝国 日本植民地とアジア市場
上製
平井健介
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出版社:東京大学出版会 |
出版年:2017年09月 |
コード: 288p ISBN/ISSN 9784130461238 |
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製糖業を帝国全体に勃興した総合的な産業としてとらえ、肥料や加工に必要なエネルギー、包装材といった資材など複合的な視点から、躍動的なネットワークと市場構造を明らかにする。世界との関係性のなかで日本植民地をとらえるアジア近代経済史。
目次: 序章 「砂糖の帝国」とアジア
第Ⅰ部 東アジアの砂糖市場と植民地糖業 第1章 ジャワ糖問題の登場と抑制――帝国内砂糖貿易の形成 第2章 ジャワ糖問題の発生――東アジア間砂糖貿易の再興 第3章 過剰糖問題の時代――帝国内砂糖貿易における相剋 第4章 過剰糖問題の国際環境――東アジア間貿易における二つの「日蘭会商」
第Ⅱ部 台湾糖業の資材調達と帝国依存 第5章 栽培技術の向上と「肥料革命」 第6章 製糖技術の向上とエネルギー調達の危機 第7章 砂糖の増産と包装袋変更問題
終章 日本植民地の国際的契機
参考文献一覧 図表一覧 あとがき 索引
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