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戦後日華経済外交史 1950-1978 上製
許珩
出版社:東京大学出版会
出版年:2019年06月
コード:   328p   ISBN/ISSN 9784130362757
 
価格 7,920円
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これまで、日本と中華民国(台湾)の関係は、1972年の日中国交正常化によって断絶したことだけが注目されてきた。本書は、経済外交史という新しい視点から、戦後日台関係を捉えなおし、明らかにする画期的な論考。

目次:
序章
 1 本書の課題
 2 先行研究
 3 分析の視座
 4 利用史料
 5 本書の構成 

第1章 敵から「友」へ――戦後日華関係の樹立過程と経済協力 1950-1956
 はじめに
 1 日華通商関係をめぐる政治交渉
 2 日華平和条約後の協力関係の模索
 3 日華協力委員会の設立
 おわりに 

第2章 岸政権期における日華経済協力――第四次日中民間貿易協定と東南アジア経済開発基金構想をめぐって 1957-1960
 はじめに
 1 1950年代後半の台湾の経済発展――自給自立の圧力と日本の役割の増大
 2 第四次日中民間貿易協定と日華貿易会議
 3 東南アジア地域開発における日華関係
 おわりに
 
第3章 第一次円借款の交渉過程 1960-1965
 はじめに
 1 1960年代前半の日華経済協力と日本の対中政策
 2 日華紛争の勃発と円借款の中断
 3 日華関係の修復と借款問題の決着
 おわりに

第4章 佐藤政権期の日華関係と第二次円借款の交渉過程 1966-1972
 はじめに
 1 1960年代後半の台湾をめぐる国際情勢の変化――国府の経済外交の重要性
 2 佐藤内閣初期の日華関係――「政経分離」、「吉田書簡」をめぐる相互不信
 3 第二次円借款の交渉過程
 おわりに

第5章 アジア地域開発と国府の参加――東南アジア開発閣僚会議とアジア太平洋協議会を中心に 1965-1972
 はじめに
 1 東南アジア開発閣僚会議構想と国府の排除
 2 アジア太平洋協議会(ASPAC)における日華関係
 おわりに

第6章 日華断交以後の経済協力の継続 1972-1978
 はじめに
 1 日華経済関係の調整
 2 1970年代の国際通貨基金・世界銀行における台湾のメンバーシップ問題
 おわりに

終章

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