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反米 共生の代償か、闘争の胎動か /アメリカ太平洋研究叢書 上製
遠藤泰生 編
出版社:東京大学出版会
出版年:2021年03月
コード:   326p   ISBN/ISSN 9784130302203
 
価格 6,160円
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「アメリカの世紀」といわれた20世紀は、その影のごとく「反米の世紀」でもあり、いまその影が21世紀の世界を揺さぶっている。日本、中国、英国、ロシア、中南米…、それぞれの政治、文学、思想にあらわれる「反米」の視角・表現の多様性から、近現代史におけるアメリカニズムのインパクトの多様性を描き出す。

目次:
序章 反米――20世紀の宿痾(遠藤泰生) 

第Ⅰ部 二国間関係の中の反米
第1章 介入と反米――ウィルソン外交とメキシコ(西崎文子) 
第2章 キューバと「反米」(高橋 均) 
第3章 近現代中国における「反米」と「親米」──対立と競存の構造(村田雄二郎) 

第Ⅱ部 冷戦と反米
第4章 火野葦平の冷戦紀行と「アメリカ」――『赤い国の旅人』と『アメリカ探検記』の狭間からみる親米/反米(金志映)
第5章 「反米」の代償――オーウェル、カーと同時代のイギリス知識人を通して(小川浩之) 

第Ⅲ部 憧憬と反発、驚異と脅威
第6章 怪物の内臓を腑分けする――キューバの独立運動家ホセ・マルティの「反米」(竹村文彦)
第7章 脅威と驚異としてのアメリカ――日本の知識人・文学者の戦中日記から(菅原克也)

第IV部 理念のアメリカと反米
第8章 ロシアの「反米」――独自の道を求めて(安岡治子)
第9章 アメリカの大衆文化とヨーロッパの若者文化(ロブ・クルス/鰐淵秀一 訳) 

終章 踊る若者たちのアメリカを思いしながら(遠藤泰生)

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