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外交を記録し,公開する なぜ公文書管理が重要なのか 上製
服部龍二
出版社:東京大学出版会
出版年:2020年03月
コード:   272p   ISBN/ISSN 9784130301695
 
価格 4,290円
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公文書の保存・管理はいかにあるべきか――外務省所蔵文書に加え、政治家や外交官へのインタビューなども用いつつ、明治以降150年におよぶ外交文書の記録・保存と公開の歴史を通史的に解き明かす。公文書管理の問題が大きくクローズアップされるなか、欧米など他国の事例を交えてそのあり方を鋭く問いかけ、将来の展望を示す。

目次
序章 なぜ公文書管理が重要なのか──「書類整備の完否は外交の勝敗を決する」
1 国内的視点から
2 国際的視点から
3 「ソフト・パワーとしての文書管理」の限界と可能性
4 外務省文書の制度と運用
5 先行研究と分析視角

第1章 外務省の文書管理と編纂──1869~1941年
1 外務省の設置と文書管理
2 第1次世界大戦から満州事変後まで
3 『大日本外交文書』の刊行
4 日中戦争下の文書行政

第2章 太平洋戦争から占領,独立へ──1942~1968年
1 外務省文書の焼失と焼却
2 占領期の文書整理と接収
3 『日本外交文書』と「外務省文書編さん規程」
4 返還交渉の成否

第3章 外務省外交史料館と30年ルール──1969~1992年
1 日本外交文書編纂委員会
2 外務省外交史料館の開設
3 30年ルールの起源と外交記録公開
4 『外交史料館報』と史料の拡充

第4章 外務省文書課の廃課と情報公開法──1993~2000年
1 文書課の廃課と総務課情報・記録公開室の設置
2 外交記録公開の進展
3 重要文化財指定とユネスコ「世界の記録」登録
4 情報公開法と外務省

第5章 アジア歴史資料センターと外務省改革「行動計画」──2001~2008年
1 アジア歴史資料センター
2 外務省改革「行動計画」と改革推進本部
3 「外交史談録」
4 「外務省文書管理規程」の改正

終章 外務省「密約」調査と公文書管理法──2009年~現在
1 外務省「密約」調査
2 公文書管理法と「自動的公開の原則」
3 「外務省外交史料館利用等規則」と「細則」
4 現状と課題
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