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中国の音楽思想 朱載堉と十二平均律 上製
田中有紀
出版社:東京大学出版会
出版年:2018年09月
コード:   502p   ISBN/ISSN 9784130160377
 
価格 13,200円
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明代に誕生した十二平均律。朱載堉はどのような思想的背景からそれを生み出し、その後の中国でどのように受容されていったのか。そしてなぜ三分損益法に回帰してしまったのか。楽律論、さらに儒学における楽の思想を明らかにし、中国の音楽思想全体を捉え直す。

目次:
はじめに
凡例

序章 思想としての中国音楽――新しい朱載堉像を目指して

第一部 漢代と宋代の楽律論――朱載堉の見た中国音楽史
 第一章 三分損益法――その技術と思想
 第二章 宋代の黄鐘論――北宋楽論と南宋『律呂新書』
 第三章 朱熹・蔡元定の楽律論の性格

第二部 朱載堉の音楽思想
 第四章 鄭王世子・朱載堉
 第五章 明代楽論に見る「朱子学的楽律論」の変容
 第六章 何瑭の陰陽論と楽律論
 第七章 「律・度量衡を同じくす」
 第八章 律暦合一思想の展開
 第九章 古今融合の舞踊論
 第十章 理としての『周礼』嘉量の制
 第十一章 理論と実証の間で

第三部 清代における「経学としての楽」の転換――十二平均律の行方
 第十二章 清朝公式楽律書における三分損益法の復権――『律呂正義』前後編と『四庫提要』の変律不要論 
 第十三章 江永の十二平均律解釈
 第十四章 「経学としての楽」の転換
 第十五章 新しい音楽史の開拓――凌廷堪の燕楽研究

終章 東西の十二平均律

おわりに
参考文献
朱載堉関連年表
索引
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