中国歴史小説の第一人者が、光武帝や劉邦ら中国史上名高い人物の生涯をたどりつつ、ビジネスや人間関係における考え方のヒントを語る。文庫オリジナル。
目次: 第一章 光武帝・劉秀と呉漢 はじめに 劉秀と「白衣の老人」 書きたかった光武帝 呉漢という男 リーダーのありかたとは ことばの力
第二章 項羽と劉邦 歴史の効力 劉邦という人 劉邦と張良の出会い 項羽と劉邦 革命の起こしかた 劉邦につづく人 劉邦の失敗 人間の本当の魅力とは
第三章 殷(商)の湯王と周の文王 中国の智慧の原点 中国史の理解 実在の黄帝とは 殷の湯王と伊尹 湯王の徳 殷(商)王朝の発展 伊尹という人 周の文王 水戸光圀に及ぼした影響 孟子と文王 『孟子』と吉田松陰 周と日本
対談 この皇帝にしてこの臣下あり 丹羽宇一郎×宮城谷昌光
あとがきにかえて 文学と歴史のあいだ 小説は人生にとって必要か 文学における独自性とは 文体研究から中国古典へ 中国古典について 呻吟語 明夷待訪録 陰騭録 春秋繁露 牧民心鑑 三事忠告 菜根譚 宋名臣言行録
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