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漢字のいい話 /新潮文庫
阿辻哲次
出版社:新潮社
出版年:2020年01月
コード:   320p   ISBN/ISSN 9784101016610
 
価格 649円
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「道」という文字には怖い意味がある。「女」「母」「婦」「妻」などの文字からわかる古代人の女性観は?「為」は昔、中国に象がいた証拠!甲骨文字の由来や筆記用具と書体の密接な関係、ローマ字に比べ「遅れた文字」とされてきた漢字が、コンピュータやスマホの時代には意外に便利で新しいことなど、日本人が日常的に使う表意文字の面白さと奥深さを、漢字学の第一人者が縦横無尽に語る。

目次:
漢字はお好きですか?――まえがきにかえて
1.漢字を楽しむ
 虫歯の漢字学
 「みち」の漢字学
 「妻」の原点を探れば
 象とペリカン――古代中国の動物世界
 アイコンとしての漢字
 コラム(漢字歳時記)恭賀新年/梅とナニガシ/なまめかしい桜/春の情/陽極まりて/菊の効用/馬肥ゆる秋/莫と暮
2.文物と遺跡
 北京図書館の『説文解字讀』
 段玉裁の故郷を訪ねて
 皇帝と青銅器――「伝国の儀器」の歴史
 悲しい石碑の物語
 馬王堆発掘のカラー写真
 石刻の発生――人間のものとなった文字
 コラム(字の形)鬼が消えた/正しい戦争/旅で一戦/震える蛤/五月の蠅/親の出番/寒い夜には/士の条件/老春を楽しむ
3.東アジアの漢字文化
 この世に漢字はいくつあるのか
 可口可楽・魔術霊・剣橋大学
 「上京」「来阪」。では、鹿児島行きは?
 国字作成のメカニズム
 新常用漢字の新しさ
 当節中国漢字事情
 漢字簡略化と繁体字の復活
 コラム(色っぽい話)柳巷花街/落ちた桃/鯉の手紙/新婚初夜/黄色は劣情の色/風月の悦楽/不名誉な緑/野合の産物/酒と王様/鳥を見る
4.書と漢字
 筆記用具が書体を決める
 書はいつから書なのか
 漢字のソフトとハード
 漢字はどこへ行くのか――あとがきにかえて
初出一覧
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