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倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史 /星海社新書
渡邊大門
出版社:星海社発行/講談社発売
出版年:2021年11月
コード:   288p   ISBN/ISSN 9784065264218
 
価格 1,210円
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倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史
日本人にとって、倭寇=略奪・拉致、秀吉の朝鮮出兵=残虐・捕虜連行のイメージはおなじみのものだが、本書を読むとそのイメージは一面的なものに過ぎないことがわかる。
ポルトガル人の日本進出をきっかけに、ポルトガル商人は日本人奴隷を買い取り、海外に連行して売却した。
それを禁止したのは、豊臣秀吉である。
しかし、文禄・慶長の役(朝鮮出兵)がはじまると、戦国大名は朝鮮人を多数日本に連行した。
逆に、「降倭」と呼ばれる朝鮮軍に投降した日本人将兵もいた。
本書は、これまであまり語られてこなかった人身売買や奴隷売買など、戦国時代のグローバル化がもたらした「戦国時代の闇」というべき点を明らかにする。


目次:
はじめに
第一章 倭寇と人の略奪
第二章 戦国時代の人身売買・乱取り
第三章 織豊期の人身売買とキリスト教
第四章 伴天連追放令と人身売買
第五章 文禄・慶長の役と民衆・武将
第六章 日本に連行された朝鮮人
おわりに
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