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戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 学生との対話 /講談社現代新書
キャロル・グラック
出版社:講談社
出版年:2019年07月
コード:   200p   ISBN/ISSN 9784065154304
 
価格 924円
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なぜ人々は戦争の歴史でいがみ合うのか。なぜ各国は戦争の歴史で争うのか――日本近代史の碩学が学生との対話を通じて「歴史」と「記憶」の意味を深く探っていく。ニューズウィーク日本版で大反響を呼んだコロンビア大学特別授業、待望の書籍化。

主な内容
「戦争の記憶」の語られ方/「歴史」と「記憶」の違いとは/変化する「共通の記憶」/それぞれの国で語られる「第二次世界大戦」/日系アメリカ人の物語が認知されるまで/「記憶の領域」には四つの種類が存在する/クロノポリティクス――現在が過去を変える/慰安婦問題が共通の記憶になるまで/誰が記憶に変化を起こしたか/記憶を動かす「政治的文脈」/戦争の記憶は、自国の都合のいい形につくられていく/アメリカが原爆を正当化する理由/自国の「悪い過去」にどう対処すべきか/過去と未来に対する個人の「責任」ほか

目次:
はじめに
1 MEMORY AND HISTORY
 「歴史」とは何か、「記憶」とは何か
2 OPERATIONS OF MEMORY
 「戦争の記憶」はいかにして作られるのか
3 THE COMFORT WOMEN IN PUBLIC MEMORY
 「慰安婦」の記憶
4 THE PAST IN THE PRESENT
 歴史への責任――記憶が現在に問い掛けること
おわりに

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