言語学者が語る漢字文明論
/講談社学術文庫
田中克彦
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出版社:講談社 |
出版年:2017年08月 |
コード: 312p ISBN/ISSN 9784062924450 |
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漢字は言葉ではない。記号である。漢字にはオトは必要ない。どの言語ででも漢字を「訓読み」できる。では、中国文明の周辺地域を含めた「漢字文化圏」とは自明のものなのか。歴史上の突厥・契丹・西夏・女真・モンゴル文字など、漢字からの自立運動は何を意味するのか。漢字を残す日本語は独自の言語であることの危機に瀕しているのか。言語学者が考察する文字と言語の関係。
目次: 学術文庫版のためのまえがき はじめに 第一章 日本語という運命 第二章 「日本語人」論 第三章 漢字についての文明論的考察 第四章 「脱亜入欧」から「脱漢入亜」へ あとがき 参考文献
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