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日本人の朝鮮観はいかにして形成されたか /叢書 東アジアの近現代史 第3巻 上製
池内敏
出版社:講談社
出版年:2017年10月
コード:   338p   ISBN/ISSN 9784062207928
 
価格 2,420円
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近代における日本と朝鮮半島は、日本の植民地化、そして敗戦、朝鮮戦争と続く歴史のうちに、複雑な関係を形成してきました。それについては、『朝鮮半島のナショナリズム』と題して、本叢書第4巻で、詳述します。本巻は、それでは、近世から近代にかけて、日朝の関係はどうだったのか。そして、日本人は、どのように朝鮮観を形成していったのか。始まりは、ここでも、豊臣秀吉の朝鮮出兵に求められます。そして、「鎖国」下で、日朝はどのように交流していたのか。朝鮮通信使の往来は有名ですが、船舶の漂流による漂流民の扱いをめぐっても、交流していました。そのような歴史の中で、「竹島」の問題が浮上します。「竹島」は、歴史から明らかになることが極めて多いのです。また、近代日本の朝鮮人蔑視という問題もあります。近世、近代を通して、日朝関係史だからこそ、明確に理解できる問題の本質を明らかにしていきます。

目次:
はしがき

第一章 大君の外交
第二章 「武威」の国
第三章 元禄竹島一件
第四章 漂流と送還
第五章 出身地を詐称する漂流民
第六章 ひとの交流
第七章 絵画とモノ
第八章 史実と脚色
第九章 十九世紀の鬱陵島
第十章 竹島の日本領編入
第十一章 韓国皇太子の鳥取訪問前後
第十二章 「鮮人」考
第十三章 細井肇の和訳した『海游録』
終章 「鎖国」と朝鮮観

あとがき
参考文献
年表
人名索引
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