中国・本の情報館~東方書店~
サイト内検索
カートを見る
ログイン ヘルプ お問い合わせ
トップページ 輸入書 国内書 輸入雑誌  
本を探す 検索   ≫詳細検索
詳細情報
後期日中戦争 太平洋戦争下の中国戦線 /角川新書
広中一成
出版社:KADOKAWA
出版年:2021年04月
コード:   280p   ISBN/ISSN 9784040823669
 
価格 1,012円
  < >
在庫の有無を表示しません。
 
カートに入れる
真珠湾攻撃の裏で起きていた、敗北。41年以降の中国戦線の実像を描く!41年12月以降、中国戦線では何が起きていたのか?気鋭の中国史研究者が空白の戦史を埋める!

日本人は、日中戦争を未だ知らない。1937年の盧溝橋事件、南京事件や38年の重慶爆撃までは有名だ。しかし、41年12月の太平洋戦争開戦後、中国戦線で日本軍がどのような作戦を展開していたのかは、対米戦の陰に隠れ、意外な程に知られていない。主要作戦に従軍し続けた名古屋第三師団の軌跡から、泥沼の戦いとなった中国戦線の実像を描く!新たな日中戦争史。

■1941年12月~42年1月、手痛い敗北を喫した第二次長沙作戦
■731部隊の細菌戦となった戦場、浙カン作戦
■一方的な勝利となった江南殲滅作戦。その中で起きたもう一つの虐殺・廠窖事件の実相
■毒ガス戦と中国版スターリングラード攻防戦となった常徳殲滅作戦
■補給なき泥沼の戦いとなった一号作戦(大陸打通作戦)
中国戦線は太平洋戦争に引きずり込まれていた!

目次:
はじめに

第一章 最初の敗北――第二次長沙作戦
 第一節 因縁の長沙
 第二節 日中両軍の作戦部隊の戦力比較
 第三節「天炉」の中へ
 第四節 長沙攻略戦
 第五節 長沙突入と敗走
第二章 細菌戦の戦場――浙カン作戦
 第一節 大本営のプライドをかけた戦い
 第二節 敵味方を苦しめた細菌戦
第三章 暴虐の戦場――江南殲滅作戦と廠窖事件
 第一節 殲滅作戦
 第二節 「太平洋戦争期で最大の虐殺」はあったか
第四章 毒ガス戦の前線――常徳作戦
 第一節 明確な戦略なき作戦
 第二節 第六戦区主力との戦い
 第三節 常徳城の占領
第五章 補給なき泥沼の戦い――一号作戦(大陸打通作戦)
 第一節 一号作戦
 第二節 湘桂作戦

おわりに
本書関連年表
参考文献一覧
中国・本の情報館~東方書店 東方書店トップページへ
会社案内 - ご注文の方法 - ユーザ規約 - 個人情報について - 著作権について