南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったか
上丸洋一
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出版社:朝日新聞出版 |
出版年:2023年10月 |
コード: 462p ISBN/ISSN 9784022519412 |
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「まぼろし説」「百人斬り」「下関(シャーカン)」「幕府山」など南京事件をめぐる論争は長く続いてきた。しかし当時の日本の新聞が、何をどう報じたかを検証した研究や著作はない。本書は、南京事件前後の全国紙〈地方版含む〉と地方紙を渉猟し尽くし、当時の新聞が何を書き、何を書かなかったか具体的に描く。浮かび上がった衝撃の事実の数々。「虐殺」の光景は確かに書かれていた。
目次: 序章 「まぼろし」の正体 第1章 上海戦線で 第2章 南京へ 第3章 さまざまな「百人斬り」 第4章 残敵掃討 第5章 下関にて 第6章 幕府山の捕虜 第7章 占領下の南京 第8章 銃後という戦場 第9章 戦後の空白 終章 記者たちの戦争責任 あとがき
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