江南の発展 南宋まで シリーズ中国の歴史2
/岩波新書
丸橋充拓
|
|
出版社:岩波書店 |
出版年:2020年01月 |
コード: 240p ISBN/ISSN 9784004318057 |
|
|
|
<東京店在庫有り>
東京店に在庫がございます。少部数のものもございますので、ご来店の場合は直接お問合せください。
|
|
|
|
|
ユーラシアを見わたせば、中国は、北は遊牧世界、南は海域世界へと開かれている。第二巻は、長江流域に諸文化が展開する先秦から、モンゴルによる大統一を迎える南宋末までの長いスパンで「海の中国」を通観。中原と対峙・統合を重ねながら、この地域が経済・文化の中心として栄えゆく姿を、社会の重層性にも着目しつつダイナミックに描く。
目次: いま、中国史をみつめなおすために――シリーズ中国の歴史のねらい(執筆者一同) はじめに
第一章 「古典国制」の外縁――漢以前 一 長江流域の諸文化 二 「楚」の血脈 三 「古典国制」と対峙する人びと
第二章 「古典国制」の継承――六朝から隋唐へ 一 南からみる『三国志』 二 江南の「中華王朝」 三 六朝の貴族たち 四 隋唐帝国と江南
第三章 江南経済の起動――唐から宋へ 一 運河と海 二 文臣官僚の時代 三 花石綱
第四章 海上帝国への道――南宋 一 金・モンゴルとの対峙 二 江南の繁栄 三 海上帝国の形成
第五章 「雅」と「俗」のあいだ 一 俗――地域社会の姿 二 雅――士大夫のネットワーク
おわりに――ふたたび、若者の学びのために あとがき 図表出典一覧 主要参考文献 略年表 索引
|
|