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日中漂流 グローバル・パワーはどこへ向かうか /岩波新書
毛里和子
出版社:岩波書店
出版年:2017年04月
コード:   288p   ISBN/ISSN 9784004316589
 
価格 946円
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政治的な緊張が増す一方で、ヒト・モノ・カネの結びつきはより緊密に――二一世紀の日中関係が織りなす複雑なねじれを私たちはどう読み解くべきなのか。中国外交の変化や米中関係なども視野にいれて考察する。

目次:
はしがき
第一章 日中正常化四〇年をふり返る
 1 正常化後の四〇年とは何だったのか
 2 日中国交正常化交渉を再考する
第二章 一九七二年体制を考える
 1 二分論の再検討
 2 二分論をどう越えるか
第三章 「反日」の高まり
 1 二〇〇五年反日デモ
 2 日中間の新たな争点
第四章 制度化の試みと蹉跌
 1 回復した首脳往来
 2 始まった関係の制度化
第五章 日中衝突――領土・領海をめぐるパワー・ゲーム
 1 領土・領海問題の位置
 2 二〇一〇年漁船・巡視船の衝突
 3 尖閣諸島「国有化」をめぐる衝突
 4 日中の主張の対比
 5 力による対抗へ
 6 安倍政権とネオ・ナショナリズム
第六章 モデルとしての米中関係
 1 日中と米中――その対比
 2 米中関係の制度化――安全保障と危機管理
 3 もう一つのモデル――制度化された中ロ関係
第七章 中国外交をめぐる問い
 1 中国外交の転変
 2 中国外交は攻勢的か
 3 六つの問いと暫定的な答え
第八章 外交行動としての軍事力行使
 1 中国の対外軍事行動
 2 朝鮮戦争(一九五〇~五三年)
 3 中越戦争(一九七九年二月一七日~三月一六日)
 4 第三次台湾海峡危機(一九九五~九六年)
 5 外交としての対外軍事行動
第九章 中国の変身とリアリズム
 1 一〇年のサイクル
 2 中国外交論
 3 転換点としての二〇〇九年
 4 利益集団
 5 中国新外交の特徴
終 章 二一世紀グローバル大国のゆくえ
 1 中国の自画像――葛兆光『中国再考』から
 2 「私化」する中国の「国」――マーティン・ジャックから
 3 「帝国」論
 4 中国は「帝国」になるか
おわりに
参照文献リスト
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