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四書
上製
閻連科/桑島道夫 訳
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出版社:岩波書店 |
出版年:2023年01月 |
コード: 364p ISBN/ISSN 9784000615747 |
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黄河のほとり、第九十九更生区。知識人たちはここで「こども」に監督され、再教育を受ける。解放を夢みて狂騒的な鉄鋼農業生産に突き進む彼らを、やがて無謀な政策の果ての大飢饉が襲い……。不条理な政治に翻弄される人間の痛ましくも聖なる苦闘を、「四つの書」の形式で語る。大躍進時代を彷彿とする歴史の暗部に挑んだ意欲作。
■中村文則氏、推薦! 生々しい歴史の場を、記録的でもあり、神話的でもある手法で見事に表現している。 その時代に生きた人々の壮絶な物語であると同時に、これは大地の文学ではないだろうか。強く惹き込まれた。
目次: 第一章 天の子 第二章 更生区 第三章 紅の花舞う 第四章 見え隠れ 第五章 自由への道 第六章 両面 第七章 出発 第八章 天地にとどろかす 第九章 不思議な坂 第十章 省政府 第十一章 火 第十二章 作付け 第十三章 大飢饉(一) 第十四章 大飢饉(二) 第十五章 光 第十六章 原稿 訳者あとがき
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