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帝国 その世界史的考察
クリシャン・クマー/立石博高,竹下和亮 訳
出版社:岩波書店
出版年:2024年03月
コード:   310p   ISBN/ISSN 9784000240673
 
価格 3,080円
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歴史社会学の重鎮による「帝国」論入門、決定版。古今東西の帝国の特徴や遺産を網羅し、従来の「帝国/国民国家」像を刷新する。

国家の主権が脅かされる世界情勢のなか、帝国論の再検討が進んでいる。本書は、歴史社会学の重鎮による「帝国」論入門の決定版。古典的な陸上帝国、「大航海」時代後の海外帝国、支配・被支配の関係性、「国内植民地化」問題、生き続ける帝国的統治までを射程に入れ、「多民族帝国から国民国家へ」という単線的な歴史像を刷新する。

目次:
序文
謝辞

第1章 時間と空間のなかの帝国
 定義の問題――意味のグループ
 古代、古典古代、近代の帝国――帝国の歴史における二つの分水嶺
 第二の分水嶺――ヨーロッパの帝国主義

第2章 東洋と西洋の帝国の伝統
 帝国移動(translatio imperii)――「永遠のローマ」
 中華帝国――「中心の王国」
 中華帝国の成長
 イスラームの帝国

第3章 支配者と被支配者
 対立と適応
 宗主国と植民地――陸上帝国と海外帝国における距離の問題
 支配者・入植者・先住民

第4章 帝国、ネーション、国民国家
 ネーション、国民国家、ナショナリズム
 帝国としての国民国家
 国民国家としての帝国
 帝国から国民国家へ――自然な過程か?
 帝国とナショナリズム
 国民国家に対立する帝国――原理的な差異

第5章 衰退と滅亡
 修辞的な装置か?
 中国と帝国の終焉
 ヨーロッパの陸上帝国の没落
 脱植民地化と海外帝国の終焉

第6章 帝国後の帝国
 帝国の遺産
 陸上帝国の遺産
 海外帝国――ポストコロニアルの条件
 宗主国社会における帝国のその後
 帝国に未来はあるのか?
 「アメリカ帝国」――帝国としてのアメリカ?

訳者あとがき

参考文献
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