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/诺贝尔文学奖获得者莫言作品系列
莫言
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出版社:上海文艺出版社 |
出版年:2012年10月 |
コード:369089 621p 23cm ISBN/ISSN 9787532142750 |
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莫言の代表作で、小説は抗日戦争、解放戦争を経て新中国成立以降までの40数年間を舞台に繰り広げられる。気迫に満ちた場面描写で、莫言は情熱を傾け、苦難を受け入れ背負う民衆の女神、もしくはまさに聖母マリアの化身として、中国の偉大な母親像を描き出している。しかし、その運命に挫折や不幸は度々襲いかかり、彼女が産み育てた息子と8人の姉からなる大家族には、20世紀中国の様々な政治勢力や民間組織および狂ったような歳月における役人の権力などから様々な出来事が起こる。不運を断ち切ったように見えながらも連綿と結びつけられながら、抵抗することも出来ないまま20世紀中国のうねりへと巻き込まれ、さらにお互いの確執や奪い合いが繰り広げられていく。
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■編著者紹介
莫 言(Mò Yán/ばく・げん):1955年、山東省生まれ。本名・管謨業。ペンネームは「言う莫(なか)れ」に由来し、「軽々しく発言するな」との自戒が込められている。1976年の人民解放軍入隊後、1981年に創作活動を開始。1986年に発表した『紅高粱家族(紅いコーリャン)』は張芸謀監督により映画化され、1988年のベルリン国際映画祭の金熊賞に輝いた。郷土に根ざした人々の力強い生命力を「魔術的リアリズム」をもって表現し、“中国のガルシア・マルケス”とも、“尋根文学(ルーツ文学)作家”とも評されている。中国共産党党員、中国作家協会副主席。近作『蛙(蛙鳴)』では中国の一人っ子政策が抱える矛盾を鋭く突き、2011年に茅盾文学賞を受賞。2012年、中国籍の人物としては初めてとなる、ノーベル文学賞を受賞した。
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