目次: [巻頭詩] グローブ(和合亮一)
■小説 ただ、愛によってのみ?(小池昌代) CRYING(東山彰良) 愛の魔女/なんてことない些細な雑談(李琴峰) オープンサンド(望月なな)
[詩] 獣と歩く(小野絵里華)
[評論] 吉増剛造のピュシスとテクネー――林浩平『全身詩人 吉増剛造』をめぐって(郷原佳以) 村上春樹の消える女と“満洲国”――『羊をめぐる冒険』における耳と蝶を中心に(藤井省三)
[特集 台湾現代詩――輝ける海洋の花] 評論(林達陽,柏木麻里) 詩(林達陽,蔡文哲,郭霖,崔舜華,任明信,陳雋弘)
[追悼 榎本櫻湖] 散文詩とともに――追悼・榎本櫻湖(杉本徹)
[エッセー] 坂上先生と〈みの〉のことなど(遠藤一正)
[評論] 十年越しの日中青年作家会議(田中和生)
■連載 新連載 往復書簡・大草原と東京をつなぐ文学の通信[第一回] 「災害と文学」、そして「未来」(朝吹真理子×索南才譲) 新連載 演劇時評[第一回] 告発する装置としての演劇(長谷部浩) 対比列伝 作家の仕事場[第四回] 原型回帰 古井由吉vs小川国夫(前田速夫) 詩/リレーエッセー/詩から明日へ[第五回] 「いま・ここ」で(小林坩堝) 演劇随想/舞台の輝き[第五回] 日常と劇場と(柴幸男) 最終回 琉球弧歌巡礼[第十二回] 『島唄』(宮沢和史) 歌評たけくらべ[第十一回](水原紫苑×川野里子) 融和と慰謝の俳句[第十回](髙柳克弘) 電影的温故知新[第二十四回](佐藤元状)
書評(巽孝之,河内恵子,藤村あと) [新同人雑誌評](加藤有佳織,佐々木義登) [ろばの耳] 執筆者紹介 新人賞募集要項 『三田文学』創刊100巻820号記念賛助金寄附者御芳名 編集後記
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