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郭店楚簡 (第2版)
/複製シリーズ 竹簡
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出版社:東京文物 |
出版年:2008年11月 |
コード: ISBN/ISSN |
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紙のできる前、篆書や隷書は何に書かれたのか?書誌学3種の神器の細密再現。歴史学、考古学、書道、書誌学などの教育現場や研究機関に必備。わかりやすい解説付き。
郭店楚簡:紀元前300年、戦国時代に書かれた最古の「老子」。秦の始皇帝によって歴史から消しされられた古代文字が現代に復活。国内トップレベルの竹素材と特殊印刷で可能になった、国内外初の精密複製です。約32cmの竹片15本を麻ひもで綴じた竹簡にA3版の解説1枚と釈文1枚を付けて化粧箱に入っています。
■竹簡複製にあたって 同シリーズ「王杖十簡」同様、可能な限り出土品の再現に努めました。本図版は出土時に最も近い『郭店楚墓竹簡』(文物出版社1998年刊)の形態に合わせています。 長年の変形による竹の曲がりは技術的に困難で、古代の制作時を想定してまっすぐな素材を用い、印刷位置も調整しました。そして、文字が幅6.5ミリ以下という細かさのため、印刷上、背景との関係で文字をそのまま製版できず、一字一字特種な方法で抽出し、学習の便を図るため、欠落部分を補い、可能な限り筆使いがわかるようにデータを処理しました。 竹材の詳細な報告はないため、節と節の間に324ミリの簡が収まる真竹を使用し、一般的竹簡に合わせ肉質部(竹の内側)に印刷しました。竹材の調整は大変困難で、国内最高レベルの技術をもって、長さ324ミリ、幅を6.5~7ミリ、厚み約1ミリとし、両面に磨きをかけました。その各々に、しなりを抑えながら特殊な方法で印刷を施し、両端の成形をしました。なお、竹材は天然素材のため時間の経過と共に黄色味が増す場合があります。 この老子甲本の綴じ紐の種類と方向は、「王杖十簡」の場合と同様であり参照していただきたい。ただ、綴じ箇所は二ケ所の痕跡がありました。なお、この簡は40本(1本欠損)出土しましたが、全ての複製化は制作上困難なため、一部(始めの15本)としましたのでご了承下さい。
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