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作家主義 婁燁(ロウ・イエ)
A PEOPLE
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出版社:ライスプレス |
出版年:2023年10月 |
コード: 176p ISBN/ISSN 9784909792457 |
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<東京店在庫有り>
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本書は、日本ではロウ・イエ監督の初めての書籍になります。ロウ・イエ監督は5年前、日本の雑誌のインタビューでこう語っています。
「何か不幸な出来事が起きてしまった場合、それを忘れずに記憶に留めておくことが重要」
ロウ・イエ監督は、まさにそんな作品を撮り続けていると思います。それは、単なる社会的な映画ではなく。テーマ主義に陥った人間ドラマでもなく。ロウ・イエ監督は、冷徹な時代の移り変わり、その残酷な運命の中で、力強く生きる人々の息遣いにも似た、愛と憎しみをリアルに描いていく。映像だからできる表現、その圧倒的な映像美で。私たちは、ロウ・イエ監督の作家性、映像芸術家としての創造の秘密(私たちにとってもちろん幸福なことであります)を、まさに記憶に留めておきたいと願っています。
過去作ごとに行われたインタビューを採録。 最新作「サタデー・フィクション」に合わせて行われた、ロウ・イエ自身が現在を語るオリジナルのロング・インタビューを掲載。脚本家のメイ・フォン、女優の鈴木杏との対談。プロデューサーのマー・インリーが書き下ろした「ふたりの人魚」から「サタデー・フィクション」、過去から現在までのその軌跡。そして、評論家、ライターによる全11作品の完全レビューをお届けします。
目次: INTRODUCTION 「夢の裏側」より 溝樽欣二
INTERVIEW サタデー・フィクション 構成 児玉美月
シャドウプレイ 二重生活 パリ、ただよう花 スプリング・フィーバー ふたりの人魚 DIALOGUE ロウ・イエ × 鈴木杏 二重生活 構成 金原由佳
ロウ・イエ × メイ・ファン スプリング・フィーバー SPECIAL 馬英力〔マー・インリー〕 「ふたりの人魚」「サタデー・フィクション」まで ――私とロウ・イエ監督の二十年 文 馬英力〔マー・インリー〕 企画・翻訳 樋口裕子
「シャドウプレイ」の時代と「夢の裏側」から見た中国の映画制作 文 樋口裕子
REVIEW サタデー・フィクション 文 金原由佳
シャドウプレイ 文 小橋めぐみ
ブラインド・マッサージ 文 夏目深雪
二重生活 文 夏目深雪
パリ、ただよう花 文 児玉美月
スプリング・フィーバー 文 児玉美月
天安門、恋人たち 文 八幡橙
パープル・バタフライ 文 相田冬二
ふたりの人魚 文 八幡橙
危情少女 嵐嵐 文 孫小寧
デッド・エンド 最後の恋人 文 孫小寧
HISTORY ロウ・イエ その軌跡
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