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絵巻水滸伝 第三部 方臘篇10
正子公也,森下翠
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出版社:アトリエ正子房/キノトロープ発売 |
出版年:2023年08月 |
コード: 126p ISBN/ISSN 9784909342447 |
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『これは、新しい戦いの、ただの第一日目にすぎないのだ』 宿命の敵、方臘軍を相手に、多くの仲間を失いながらも前進を続ける梁山泊軍。 杭州平定ののち、目指すは方臘の本拠地、睦州清渓県。 その行く手には、天然の要砦“烏竜嶺”が待ち構えていた──。 “烏竜嶺”──それは、眠る黒竜の背である。 天然の要害に拠る、方臘軍。 宋江と呉用は烏竜嶺の山裾、富春江の水砦に狙いを定めた。
夜明け、“智多星”の奇策を容れ、梁山泊水軍が動く! 突撃部隊の先鋒、“立地太歳”阮小二。 “天剣の星”は、地上に現れた“太歳”星君──災いの神である。 続く上陸部隊を率いるは、“短命二郎”阮小五、“活閻羅“阮小七。 そして“玉旙竿”孟康、“出洞蛟”童威と“翻江蜃”童猛の面々。 みな、天より降った──水の申し子たちである。 「この体内の血は、最後の一滴まで、俺を知る者たちのものだ!」
本書には(株)キノトロープが制作し、ウェブサイトにて昨年まで23年連載した『絵巻水滸伝』より、第百二十五回「黄金の花咲く森で(中篇)」(2017年9月)から第百二十六回「憤怒ノ江、慟哭ノ嶮(中篇)」(2018年1月)までを加筆修正して収録。第三部 方臘篇は全18巻予定。
目次: 闇ノ章 第百十三回 黄金の花咲く森で(二) 第百十四回 憤怒ノ江、慟哭ノ嶮(一)
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