植民地台湾を語るということ 八田與一の「物語」を読み解く(再版)
/ブックレット《アジアを学ぼう》1
胎中千鶴
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出版社:風響社 |
出版年:2020年10月 |
コード: 62p ISBN/ISSN 9784894898028 |
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台湾から東アジアの近代を考える
戦後も「台湾農業の恩人」「日本精神の体現者」として敬愛される日本人技師の数奇な生涯を追い、顕彰の経緯と背景から日台双方の語りの理由を考える。「歴史認識」へのもう一つの視点。《追補改訂版!》
目次: はじめに 一 八田與一と八田物語 1 八田物語とは 2 八田與一とは 3 八田與一の「発見者」 二 台湾で語られる八田物語 1 国定教科書 2 李登輝 3 「日本語世代」 三 日本で語られる八田物語 1 どこで語られているか 2 なぜ語られるのか 3 小林よしのり 4 物語をめぐる「日台交流」 四 物語が語りたいこと、語らないこと 1 「近代化」をめぐる語り 2 「日本人」をめぐる語り 五 更新されていく物語 1 金沢市と烏山頭 2 八田與一と「国際人」 おわりに 付記 その後の「物語」 台湾は「親しい隣人」 日本の歴史教科書と八田與一 台湾史のなかの八田與一 「歴史」と「神話」 注・参考文献 「八田物語」関連年表 あとがき
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