日本と朝鮮の朱子学
/福田殖著作選II
上製
福田殖
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出版社:研文出版 |
出版年:2016年10月 |
コード: 328p ISBN/ISSN 9784876364114 |
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福田殖先生は楠本正継先生に薫陶を受けられて、中国哲学の中でも近世の新儒教、とりわけ朱子学・陽明学を中心にすえて研究された。福田殖先生も純正哲学を思索の糧にされながら、楠本正継先生がそうであったように、もろにそれを露わにすることを控えられて、専ら中国・朝鮮・日本における朱子学と陽明学に焦点をあてて研究された。本書は日本と朝鮮における朱子学に関する論文を収録した。(まえがき・吉田公平)
《目次》 まえがき(吉田公平)
〔I 本篇〕 陳元贇・朱舜水と安東省庵 朱子学の伝来と李退渓(滉)の朱子学の特色 李退渓の『自省録』について 李退渓と崎門学者楠本碩水〔報告〕 楠本碩水/大橋訥庵の『闢邪小言』について 小笠原敬斎略伝・資料 春日潜庵による『蕺山人譜』『王心斎全集』
〔II 附篇〕
『端山先生遺言』解題 幕末維新に影響した儒者 よみがえる西海の儒者 隠遁し「心」の本体問う 楠本端山 福岡藩の藩校 「旧棠館」の扁額と亀井昭陽肖像 岡田武彦先生の生涯と学問 荒木見悟先生の学問 日本陽明学の特色
福田殖先生とのご縁(吉田公平) 索引
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