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中国文化大革命の大宣伝 上
草森紳一
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出版社:芸術新聞社 |
出版年:2009年05月 |
コード: 592p ISBN/ISSN 9784875861744 |
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《目次》宣伝体――毛沢東はなぜ70歳を超えて長江を泳いだのか?/紅衛兵――中学生高校生は、毛の小さな兵士(孫悟空)になり、反対勢力を駆逐した。/スローガン――プレゼンテーションの魔術師・毛沢東のひと言で、人々はたちまち暴徒と化した。/下放――若者たちは、毛沢東が奪権し、用済みになると、草も生えない農村に駆逐され、使い捨てられた。/米中外交――ニクソン訪中も、対外示威のために「宣伝」の具として使われた。/林彪・四人組――毛沢東を利用し、のし上がろうとした者は、ことごとく敗れ、死ぬことになった。/大義、親ヲ滅ス――文革は「革命」「毛沢東万歳」の大義の下、肉親をも告発させ、死へと至らしめた。/毛主席万歳 ――「唯物主義」の社会主義の中で扇動を繰り返すことで、毛沢東は、神よりも偉くなった。/万里の長城――田中角栄はなぜ、日中外交交渉の際に、万里の長城へ案内されたか?
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