近現代中華圏における芸能文化の伝播・流通・変容
山下一夫,邱一峰,戸部健,平林宣和,佐藤仁史,二階堂善弘,千田大介 編著
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出版社:好文出版 |
出版年:2024年05月 |
コード: 190p ISBN/ISSN 9784872202427 |
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本書は、中国都市芸能研究会有志による研究プロジェクト「近現代中華圏における芸能文化の伝播・流通・変容」の研究成果の一部である。 主に、中国および中華圏の芸能文化を分野横断的に検討を行う。 具体的な研究対象として、広東省潮州・台湾の皮影戯・鉄枝木偶戯、北京・河北・東北地域の皮影戯、江南地域の宣巻、および中国・台湾の京劇を取り上げる。 以上を通じて、中華圏の地域社会に根ざした芸能文化の実像を立体的把握することが、最終的な目標である。
目次: 前言(山下一夫) 台湾布袋戯における上演メディアの模索の試み――長義閣作品『烈火玫瑰鴛鴦夢』を例として(邱一峰/山下一夫 訳) 台湾皮影戯における潮州語(山下一夫) 薛家将征西故事変遷考――樊梨花故事の形成と展開をめぐって(千田大介) 梅蘭芳の“発見”――1919年訪日公園実現に至る経緯についての一考察(平林宣和) 改革開放初期江南の伝統芸能と地域社会――評弾の上演環境をめぐって(佐藤仁史) 天津市評劇院関係文書(1949年~80年)について(戸部健) 感天大帝考(二階堂善弘)
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