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アップデートされた「反日」の法則
安江伸夫
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出版社:集広舎 |
出版年:2024年09月 |
コード: 434p ISBN/ISSN 9784867350515 |
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福島原発処理水・尖閣問題・反スパイ法…… 中国の新たな「反日」を看破れ!
中国はもう甘くない
融和と緊張の狭間で我々を翻弄し、米国に比肩するまでに成長した中国 彼らは日本を利用し、日本を乗り越え、いま日本を取り込もうとしている! 中国式新秩序を許してはならない!!
「これからの中国」に対抗する手段とは?
冷戦後の中国の外交手口を知り尽くした筆者が教える、対「反日2.0」の決定版
目次: はじめに 現在地
第一篇 中国の「パワー外交」と影 第一章 強国を築いたモチベーション 1 「米国」と併存する「華夷秩序」 2 国家安全、反スパイ法――転覆圧力は内外から 3 「抗日」が束ねた「バラバラの砂」
第二篇 反日暴動は胡錦濤時代に――日中を動かす法則 第二章 米中関係が日中関係を決める 1 「西方」と「東方」のあいだの日本 2 日本の重要度は変転する 3 米中双方のカードになる日本 4 「台湾」は日米中のカードに 5 衝突――韓国、オーストラリア、カナダと日本の違い 第三章 「力の差」が日中関係を動かす 1 一九九二年/市場経済化、貧しかった中国が日米の間隙を突く 2 二〇一〇年/尖閣で衝突、日本を追い越した中国「次は米国だ」 3 二〇一六年/GDPが六割に達した中国を蹴落とす米国 第四章 変遷した牽制――価値観、国際政治の主導権、国益と権益 1 「衝突」か「融和」か――因果関係と分かれ目 2 価値観――ナショナリズムから国際秩序理念へ 3 国際政治の主導権――日中二国間から米中対立にぶら下がる日中へ 4 国益・海洋権益――リスクを払って奪取するか 第五章 対日政策を動かすプレーヤー――指導者・反主流派・民衆 1 指導者がコントロールする抗日・反日 2 反主流派が抗日・反日で指導者を揺さぶった 3 民衆の抗日・反日は権力者の顔を見て 4 メディア――政治プレーヤーとしての抗日・反日 5 権力闘争が共振、改善と暗転を繰り返した「日中」
第三篇 台頭する中国の「仮面」を見ていた日米 第六章 中国の対日政策――重要会議に見る「遷移」158 1 日本は突破口、米国に接近し認知させた《一九九二―一九九八》 2 米国秩序の中心に。外へ発言力、内から揺さぶり《一九九八―二〇〇六》 3 五輪を意識した西側融和。裏で「中国式」が進む《二〇〇六―二〇〇九》 4 「日本を超える」――脆弱な政権の日中が二度衝突《二〇〇九―二〇一二》 5 米国との対立が必然に――日本と関係改善《二〇一三―二〇一七》 6 米中対立――習近平の強国、トランプのポピュリズム《二〇一七―二〇一九》 7 コロナ禍――対面なき国際関係を感情が支配《二〇二〇から》 8 民主主義VS権威主義――国家グループ対決《二〇二一から》 第七章 米国はなぜ中国の民主化に失敗したか 1 クリントン政権/中国WTO加盟、米国主導のグローバリズムへ 2 ブッシュ政権/反テロ戦争。中国に協力を求め蜜月に 3 オバマ政権/米中G2構想を転換。中国を警戒、アジア回帰へ 4 トランプ政権/米中対立、中国の発展阻止で牽制を乱発 5 バイデン政権/民主主義と繁栄を守る。対中牽制と協力と 第八章 ウクライナ戦争――日米中は流動化する世界の中に《二〇二二》 1 五輪外交的ボイコットが中国・ロシアを遠ざけた 2 ウクライナ侵攻――ロシアは中国の「反面教師」 3 習近平三期目――中国式ウクライナ和平案 第九章 日本の対中政策を世界が見守る 外交青書などにみる日中関係の位置づけ 1 外交の主要な柱の一つ《一九八二―一九九八》 2 最も重要な二国間関係の一つ《一九九八―二〇〇六》 3 戦略的互恵関係《二〇〇六―二〇一〇》 4 戦略的互恵関係+国際社会の懸念事項《二〇一一―二〇二二》 5 建設的安定的日中関係+最大の戦略的な挑戦《二〇二二から》
おわりに 「知らないもの同士」の向き合い
参考文献・註・索引
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