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冥府考 死者の世界 上製
田中文雄 編
出版社:ノンブル社
出版年:2023年03月
コード:   692p   ISBN/ISSN 9784866440361
 
価格 9,350円
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渡るか渡らぬか、そもそも地続きか「冥府篇」「境界篇」「現世篇」の3部構成による死者世界の考察。文献研究から看取りの現場まで多種多様な論考により彼方と此方を行ったり来たり、「境界」はその最後に立てられたり

目次:
一、冥府篇
 冥府の審判―仏教と道教の十王信仰と儀礼(田中文雄)
 古代インドにおける生と死そして不死(田中純男)
 死体は衆生か(野口圭也)
 祇園精舎無常院―伝承の系譜と伝播の軌跡(菊地章太)
 洞天福地と冥府に関する覚書 (土屋昌明)
 日本における死者の世界(笹岡弘隆)
 冥途の生―修羅能の幽霊(森瑞枝)
 他界観覚書―死の気づきと仏教世界(白石凌海)
 コラム 閻魔王と徳道上人(川俣海雄)

二、境界篇
 天に昇るための切符―道教の死者救済儀礼における「昇天券」をめぐって(浅野春二)
 よみがえる神々の饗宴(菊地章太)
 修験道にみる死者の世界―出羽三山における死者の世界(藤田祐俊)
 九相図と九想詩―変わりゆく死体が発するもの(伊藤聖健)
 天皇葬儀の仏式化をたどる(風間弘盛)
 冥婚―青森県津軽地方に見られる死者供養としての「冥福の結婚」(品田泰峻)
 日本人の霊魂観と真言宗の葬送儀礼(石井祐聖)
 臨死体験と仏教瞑想の関係―科学的視点から(加藤弘詔)
 死者世界の功利主義的考察(松崎慈恵)
 コラム 鐘石―冥土へ届く祈りの音(島田希保)

三、現世篇
 宗教系大学生の大陸派遣と「死者の世界」―修学旅行・慰問旅行・興亜学生勤労報国隊の慰霊・追悼事例を通じて(寺山賢照)
 死に際の作法(田中杏珠)
 旅立ちの瞬間―大いなるものに導かれて(三浦聖令)
 死者を送り出す「死化粧」としてのエンバーミング―その課題と可能性(渡辺永信)
 多様化する墓―これまで・現状・今後(守祐順)
 死者となったペット(渡辺隆正)
 慰霊が「聖性」をつなぐとき(星野壮)
 死者の帰宅日―中元・盂蘭盆の信仰と習俗(田中文雄)
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