〈境界〉を越える沖縄 人・文化・民俗
/叢書・文化学の越境24
上製
小熊誠 編
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出版社:森話社 |
出版年:2016年05月 |
コード: 320p ISBN/ISSN 9784864050975 |
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日本の最南端に位置し、独自の王国を持った沖縄には、地理的・歴史的に様々な「境界」が存在する。変動し重層する「境界」と、それを越えて移動する人や文化を、門中・観光・華僑・祭祀・墓・移民など、多様なトピックから描き出す。《目次》はじめに(小熊誠)/1 日本と中国の境界を越える門中(小熊誠)/2 歴史を越える門中──門中団体の事業と法人化(武井基晃)/3 八重山にみる日本と台湾の二重性──台湾人観光の現場から(上水流久彦)/4 地域と地域の境界に埋もれた歴史を思い起こす──琉球華僑・華人を中心に(八尾祥平)/5 海を越える神役──移住者と故郷との宗教的連帯(平井芽阿里)/6 海を越える墓──現代沖縄の「墓の移動」をめぐる語りと情緒(越智郁乃)/7 二つの憑依宗教文化の接合──沖縄系ブラジル人というハイブリッドな主体の〈叙述〉(森幸一)/あとがき(小熊誠)
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