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満州国の最期を背負った男・星子敏雄
荒牧邦三
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出版社:弦書房 |
出版年:2016年08月 |
コード: 224p ISBN/ISSN 9784863291379 |
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「民族協和・アジア解放」という信念から、満州建国に高級官僚としてかかわり、その後、満州警察のトップとして国家運営の一端を担った星子敏雄。満州国破綻後も逃亡せず、最後までその責務をまっとうした清廉の人。満州国終焉後、ソ連軍に逮捕され、シベリア抑留11年を生き抜いた、壮烈な生涯を描く。 長くその評伝が待たれていたが、シベリア抑留期の資料が皆無だったため、断片的な人物像しか伝えられていなかった。ところが、2000年から2010年にかけてロシア政府からその抑留期の個人資料が返還されたことにより、星子の全生涯の輪郭を浮かびあがらせることができた。
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