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世界史劇場 項羽と劉邦
神野正史
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出版社:ベレ出版 |
出版年:2022年05月 |
コード: 440p ISBN/ISSN 9784860646912 |
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司馬遷『史記』に基づき、項羽と劉邦の時代をドラマティックに描く!
数多くの小説や漫画、ドラマで有名な「項羽と劉邦」。これは中国古代史における楚漢戦争を扱ったものですが、その多くは創作が入り混じったエンターテイメント作品です。一方、本書は、司馬遷『史記』に基づいた“正史”となります。臨場感あふれる解説で、秦の中央集権樹立から楚漢戦争、そして項羽の死までを描きます。 中国史上初の統一政権を樹立した秦はなぜ滅亡したのか。項羽と劉邦はどのように勢力を伸ばし、争うようになったのか。その実態に迫ります。 小説にあらずとも、小説やドラマを楽しむように中国古代史の重要テーマが学べる一冊です。
目次: 第1章 天下統一 第1幕 すべてを「皇帝」の下に―始皇帝の中央集権政策 第2幕 焚書坑儒の真相―始皇帝の統一事業 第3幕 始皇帝、晩節を穢す―秦の対外膨張戦争 第4章 死の巡幸―始皇帝の死 第2章 天下動乱 第1幕 王侯将相寧んぞ種有らんや―陳勝・呉広の乱 勃発 第2幕 囚人の兵―陳勝・呉広の乱 鎮圧 第3幕 爾に出づるものは爾に反る―乱後の新勢力・趙 第4幕 智嚢現る―乱後の新勢力・楚 第5幕 後手の一撃―定陶の戦(項梁討死) 第6幕 懐王之約―楚の再建と趙の危急 第7幕 破釜沈舟―鉅鹿の戦 第8幕 往くも地獄、退くも地獄―趙高暴政と指鹿為馬 第3章 覇王誕生 第1幕 我が子房を得たり!―関中を目指す劉邦 第2幕 跪く白装束―秦の滅亡 第3幕 関中王はいづれに―劉邦入関と法三章 第4幕 歴史を変える密告―鴻門の会 前夜 第5幕 豎子、與に諮るに足らず!―鴻門の会 第6幕 望み断ち切られし漢中王―項羽による論功行賞 第7幕 和氏の璧―張良が去り、韓信を得る 第8幕 主君殺しのツケ―斉・趙、項羽に叛旗 第9幕 国士無双、始動!―韓信大将軍の誕生 第4章 楚漢戦争(前期) 第1幕 暗渡陳倉―三秦平定 第2幕 項羽の苛立ち―東征開始 第3幕 劫火に掬水―彭城の戦 第4幕 九死に一生―漢軍敗走 第5幕 罌缶の計―韓信北伐 第6幕 背水の陣―井陘の戦 第7幕 君子豹変す―滎陽の迷走 第5章 楚漢戦争(後期) 第1幕 天下事大定矣―滎陽の陥落 第2幕 印綬剥奪―成皋の陥落 第3幕 幼稚な挑発―成皋の奪還 第4幕 “命取り”の和戦両面外交―斉の攻略 第5幕 打てど響かず触れど届かず―項羽の二正面作戦 第6幕 舌戦の中の矢 第7幕 虎を養って自ら患を残す 第8幕 猪武者の潰滅 第9幕 四面楚歌 最終幕 死に場所を求めて
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