大正期日本の転換 辛亥革命前後の政治・外交・社会
櫻井良樹
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出版社:芙蓉書房出版 |
出版年:2024年11月 |
コード: 320p ISBN/ISSN 9784829508886 |
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「大正期」とは、日本の近代史でどのような時代であったのか。本書では、明治と昭和に挟まれた“転換期”と大上段に位置づけることはせず、日露戦後から辛亥革命、大正政変、第一次世界大戦を経ていく過程の日本において、従来の政治の枠組みや外交政策、そして日本社会が“多様な転換”を見せるなかで、さまざまな“可能性”を見せていた時代であったことを浮き彫りにした。 目次
■第一部:序・日露戦後ナショナリズムのゆくえ 第一章:日露戦争後の日本と「大国民」意識 第二章:大正期ナショナリズムの位置を考える ■第二部:日露戦後の政治と社会 第三章:島田三郎と政界革新運動 第四章:宗秩寮の創設と貴族院 第五章:日置黙仙の慰霊活動 第六章:加藤高明と中国 ■第三部:辛亥革命と日本 第七章:辛亥革命と日本政府の対応 第八章:日本陸軍の出兵計画 第九章:清王朝の崩壊と護憲運動・大正政変 ■第四部:辛亥革命の周辺 第一〇章:宇都宮太郎と後藤新平 第一一章:中国辺境(新疆)と近代日本との関係史スケッチ 第一二章:東南アジアとアメリカの辛亥革命記念空間を訪ねて 第一三章:一九二〇年代前半の日中関係に関する史料紹介 ・主要人名索引
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