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中国図書史
上製
陳力/楊帆 訳
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出版社:京都大学学術出版会 |
出版年:2025年06月 |
コード: 546p ISBN/ISSN 9784814005666 |
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「中国文化とは図書のことである」。中国史における図書の重要性は、世界史上で特異である。思想、日常生活、産業などあらゆる面で中国に大きな影響を与えた図書史は、各時代の読書する人々と社会を映し出す。商殷の甲骨文字から清末民初期の公共図書館まで、内容・形式、収集・整理、謄本・印刷から製本、販売までをつぶさに描く通史。
目次: 凡例 まえがき―『中国図書史』を読む(國方栄二)
はじめに
第一章 文字から図書まで―商周時代 第一節 図書の起源 第二節 周の時代の図書
第二章 「百家争鳴」から「焚書坑儒」まで―戦国~秦 第一節 戦国時代の思想と文化 第二節 秦の始皇帝の専制と「焚書坑儒」
第三章 文化多元の時代―両漢魏晋南北朝 第一節 漢代の学術と文化 第二節 紙の発明 第三節 多文化の発展と融合
第四章 科挙、学校と彫版印刷―隋唐五代 第一節 隋唐五代の文化と図書事業 第二節 隋唐五代の図書の収集と整理 第三節 敦煌遺書 第四節 彫版印刷術の発明と応用 第五節 書写版の行方
第五章 印本の「黄金時代」―宋代 第一節 崇文抑武の宋代 第二節 宋代の蔵書と刻書 第三節 活字と重ね刷り
第六章 衝突と融合―遼金夏蒙元 第一節 遼、金、西夏の蔵書と刻書 第二節 元代社会と文化 第三節 元代の蔵書と刻書
第七章 全盛時期の図書事業―明の初期から清の中期まで 第一節 明代図書事業の発展環境 第二節 明代における図書の修訂、蔵書および刻書 第三節 清代図書事業の発展環境 第四節 清代図書の修訂、収蔵と刻印 第五節 明清時期における印刷技術の進歩
第八章 社会転換期の図書事業―清末から民国まで 第一節 社会の大きな変化における思想と文化 第二節 清末民国初期の図書出版業の変化 第三節 蔵書楼から図書館へ
補論 中国古代図書の媒体と形式の変遷 第一節 古代早期の文献の媒体 第二節 紙文献の装丁形式
結語
引用および主要参考文献 本との縁―あとがき 索引
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