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谷崎潤一郎と中国
上製
林茜茜
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出版社:田畑書店 |
出版年:2022年12月 |
コード: 270p ISBN/ISSN 9784803804065 |
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エキゾティシズムからノスタルジアへ! 〈中国〉を題材とした作品についての綿密な調査と精緻な読みによって、谷崎文学に底流する主調音を見事に説き明かした出色の論考。谷崎研究の第一人者千葉俊二早稲田大学名誉教授推薦!
目次: 序章 谷崎潤一郎の中国旅行とエキゾティシズム
第一章 風景のなかの女 ──「西湖の月をめぐって」── 一 「青磁色の女」と西湖の景観構造 二 〈青磁色の女〉 三 ミッション・スクールの女学生
第二章 谷崎潤一郎が中国へ投射したもの ──「天鵞絨の夢を視座にして」── 一 ハードン夫婦 二 佐藤春夫「指紋」とボードレール『人工楽園』 三 ゴーチエ「クラリモンド」
第三章 「風流」な文学者 ──「蘇東坡(三幕)─或は「湖上の詩人」」論── 一 『西湖佳話』「六橋才迹」との比較 二 検閲の視点から読む「蘇東坡」 三 佐藤春夫の 「風流」観と「鮫人」を手掛りとして 四 「風流」を乗り越える試み
第四章 西洋芸術と東洋芸術との統合の試み ──「鮫人」における〈浅草オペラ〉── 一 「鮫人」と「真夏の夜の恋」 二 林真珠の造形 ──原信子との関わりを中心に 三 北斗劇団をめぐって
第五章 十年一覚揚州夢 ──「 鶴唳」論── 一 佐藤春夫と小田原 二 「梅崖荘」「鎖瀾閣」と西湖 三 鶴と揚州
第六章 谷崎潤一郎と田漢について ── 戯曲を中心に── 一 「虎を獲る夜」と「昼飯の前」について 二 「湖上的悲劇」をめぐって
第七章 女と蛇 ──谷崎潤一郎「蛇性の婬」田漢「白蛇伝」をめぐって── 一 谷崎潤一郎「蛇性の婬」 二 女と蛇 三 田漢「白蛇伝」
第八章 エキゾティシズムからノスタルジアへ ── 二度目の中国旅行をめぐって──
あとがき
初出一覧
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