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福澤諭吉のアジア
上製
青木功一
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出版社:慶應義塾大学出版会 |
出版年:2011年06月 |
コード: 510p ISBN/ISSN 9784766417630 |
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なぜ、福澤諭吉は「脱亜論」を執筆したのか。1882年(明治15)に創刊され、以後、福澤諭吉が自らの言論活動の主要な舞台とした日刊紙『時事新報』。その詳細な解読によって新たな福澤論の地平を拓きながら、志半ばで早世した著者の先駆的な論考を集成。紙面の隅々にまで目を通し、論説と時代状況との関わりを検討、同時代の文脈に福澤諭吉=『時事新報』の意図を浮かび上がらせる研究は、今こそ精読に値する。また、福澤の著作が李氏朝鮮開化派の領袖朴泳孝へ与えた影響を追究し、福澤思想のアジアへの広がりに目を向けた力作も掲載。現在、第一線で活躍する研究者たちによる解題(川崎勝)、解説(西澤直子、都倉武之)を付し、福澤諭吉研究の大いなる遺産を現代に甦らせる。
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