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日ソ張鼓峯事件史
上製
笠原孝太
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出版社:錦正社 |
出版年:2015年08月 |
コード: 200p ISBN/ISSN 9784764603424 |
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1932年の満洲国建国によって、事実上国境を接することになった日ソ両国は衝突が絶えなかったが、初めて大規模な交戦を伴う国境紛争へと発展したのが1938年の張鼓峯事件だった。近代化したソ連軍に対し、日本が専守防禦で戦ったため、ソ連軍が勝利し、日本軍は近代戦の洗礼を受けたというのが従来の認識である。しかしこの認識は日本の史料に基づいた日本の評価である。本書は、近年公開されたソ連側史料とロシアの研究成果、日本側史料、先行研究を比較し、公平公正な検証を行い、定説の見直しと張鼓峯事件の再評価を試みる。
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