万人坑に向き合う日本人 中国本土における強制連行・強制労働と万人坑
青木茂
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出版社:花伝社/共栄書房発売 |
出版年:2020年11月 |
コード: 248p ISBN/ISSN 9784763409461 |
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日本の侵略・加害が生み出した負の遺産、万人坑。中国全土に現存する万人坑に向き合う三人の日本人に迫る。日中戦争時に日本の民間企業により強制労働させられた中国人は4000万人、そのうち1000万人が死亡したと推定される。犠牲者が捨てられた「人捨て場」は万人坑と呼ばれ、21世紀の今も中国各地に数え切れないほど現存している。現地に通い続け、さまざまな関わりを持ち続ける三人の日本人の半生を通して、万人坑が告発する日本の侵略責任を考える。
目次: まえがき
第一部 大東仁さん 第一章 中国人強制連行・強制労働と大石橋マグネサイト鉱山万人坑 第二章 大東仁さんと大石橋マグネサイト鉱山万人坑
第二部 舟山守夫さん 第三章 張鳳嶺さん その一 大石橋虎石溝万人坑をたった一人で守った四〇年 第四章 舟山守夫さんと大石橋虎石溝万人坑 第五章 張鳳嶺さん その二 JR東海労働組合の墓参と大石橋市人民政府交渉
第三部 野津加代子さん 第六章 野津加代子さんと「万人坑を知る旅」 第七章 遼寧省の万人坑を訪ねる
あとがき
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