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古事記と東アジアの神秘思想
上製
王小林
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出版社:汲古書院 |
出版年:2018年12月 |
コード: 356p ISBN/ISSN 9784762966200 |
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『古事記』を古代東アジアの文化交流というコンテキストの中で考察する。
目次: まえがき 凡例
第一章 『古事記』と緯書 一 『古事記』成書の謎 二 反正記の小さな糸口 三 神々の風貌 四 各種文献に見る異常な歯 五 『日本書紀』の天皇描写 六 古代中国の異常風貌 七 反正記の表現と緯書 八 「貫珠」が意味するもの 九 『古事記』における異常風貌説の機能 十 記紀における緯書の受容 (一)神武東征伝承と緯書 (二)「ながひと」考――建内宿禰伝承と讖緯思想 十一 『懐風藻』の場合
第二章 『古事記』と朝鮮史料 一 反正記と尼師今伝説 二 朝鮮史料・渡来説話と緯書 三 脱解王伝承が語るもの 四 骨品と緯書 五 『三国史記』に見る井戸と龍 六 『三国遺事』に見る龍 七 井戸と王権・符命 八 井戸、池、川、海と崑崙の水界
第三章 『古事記』と神仙思想 一 瑞井と変若水・醴泉と天つ水 二 上代文献に見る井戸 三 孤立した仙境 四 「登岐士玖能迦玖能木実」伝承の意味 五 洞天・地脈・水界を持たぬ日本の龍 六 龍との関係を絶たれる反正天皇 七 龍と「天つ日嗣」の天下 八 龍と革命の思想 九 異常風貌説の変容――「長人」から土蜘蛛・酒呑童子へ 十 古代東アジアにおける神秘思想のあり方
第四章 『古事記』と『帝王世紀』 一 『古事記』は歴史書か 二 『古事記』の核心は何か 三 「帝紀」とは何か 四 反正記と『帝王世紀』の接点 五 『帝王世紀』の歴史叙述 六 『帝王世紀』の内容構成と『古事記』 七 『帝王世紀』の源流――葉書・牒 八 『帝王世紀』の達成 九 『帝王世紀』の生成論と緯書 十 「有聖徳」の継承、発揚と緯書 十一 『古事記』の生成論と緯書 十二 『古事記』の文章表現と『帝王世紀』 十三 『上宮聖徳法王帝説』の場合 十四 太安万侶が果たした使命
参考文献 あとがき 人名索引
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