史記十一(列伝四)
/新釈漢文大系91
上製
青木五郎
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出版社:明治書院 |
出版年:2022年11月 |
コード: 510p ISBN/ISSN 9784625674167 |
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本書「列伝四」では、巻41~50まで10巻を収録
列伝70篇のうち第41~50を収録。本文は原文全文を収め、その他に書き下し文・通釈・語注等で構成する。
『史記』百三十巻のうち、最も生彩を放ち、司馬遷が史家としての本領を見せているのは、この「列伝」七十巻である。地位の高低を問わず、事の成功不成功を論ぜず、大臣・将軍・学者・商人から、侠客・刺客等に至るまで、一代で名声を馳せた者、あるいは不遇に生涯を終えた者など、人間像の数々が収録されている。「本紀」を仮に『春秋』の経文になぞらえるならば、「列伝」はその伝文の立場に置かれる性格のものである。人物本位に記述される中国史学の特色の範型となったのがこの「列伝」である。
目次: 第41 袁盎晁錯列伝(えんおうちょうそ) 第42 張釈之馮唐列伝(ちょうせきしふうとう) 第43 万石張叔列伝(ばんせきちょうしゅく) 第44 田叔列伝(でんしゅく) 第45 扁鵲倉公列伝(へんじゃくそうこう) 第46 呉王濞列伝(ごおうひ) 第47 魏其武安侯列伝(ぎきぶあんこう) 第48 韓長孺列伝(かんちょうじゅ) 第49 李将軍列伝(りしょうぐん) 第50 匈奴列伝(きょうど)
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